第259話
SPコミックス第79巻
ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)
脚本協力K・元美津
発表年1988
KGBの高級局員レオン・グラノビッチがロンドンのホテルで殺害された。MI5のマクレガー刑事は、撮影場所が異なる被害者の写真2点でいずれも片隅に写っていたゴルゴを犯人と断定。故意にゴルゴの背後に回り、殴打させたうえで、暴行傷害の現行犯で連行した。さらに死体を発見した娼婦ダイアナに虚偽の証言を強要し、無理やり犯人に仕立て上げようとする。ところが、そんな矢先、英国亡命を希望していたKGB局員ミカエル・ベルサコフが自宅で殺された。ホテルに張り付き、ゴルゴが1歩も外に出なかったことを把握していた彼らは、皮肉にもアリバイを証明する結果に……。
| 標的 | KGB暗殺専門工作員“クリューチ” | |
|---|---|---|
| 依頼人 | CIA | |
| 報酬 | 不明 | |
| 射程 | 推定6メートル | |
| 射撃数 | 1発 | |
| SEX | 0人 | |
| 任務地 | イギリス・ロンドン | |
| 見所 | カンの鋭い刑事マクレガーと、ゴルゴのどちらとも、まったく接点がなさそうに見える1人の娼婦が、事件の重要な“カギ”を握っている。ラストには思わず「えっ?」と驚かされるような意外な結末へ。 |
