第258話
SPコミックス第78巻
ロシア・クライシス
脚本協力安達謙太郎
発表年1987
CIAに国家機密を流していたソ連の二重スパイ、キリールは処刑を免れる代わりに、軍内部の反ゴルバチョフ派の秘密組織“十月”への潜入工作を命じられた。しかし早々に正体がバレ、KGBにも見放されてしまった。追いつめられたキリールは、死ぬ覚悟があれば何でもできると開き直り、得意の弁舌で組織の残党とアフガン最前線にいる2千の精鋭部隊を扇動し、クーデターを企む。戦線から突然2千の部隊が多量の武器と共に失踪したことで、事態を察知したKGBは、彼らのモスクワ侵攻を阻止するため、キリールと精鋭部隊の抹殺をゴルゴに依頼した。
標的 | 二重スパイキリール/反乱部隊 | |
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依頼人 | KGB長官 | |
報酬 | 不明 | |
射程 | 推定500メートル | |
射撃数 | 3発 | |
SEX | 0人 | |
任務地 | ソビエト・ロシア中央平原 | |
見所 | 生鮮食品を運搬する貨車に紛れ込み、一路モスクワを目指す2千の精鋭部隊。この意表を突いた計画を見破ったゴルゴは、線路のポイントを切り替え、列車ごと湖に沈めてしまう。 |