第149話
SPコミックス第45巻
トリポリの埋葬
脚本協力外浦吾郎
発表年1979
元警視庁公安一課特殊処理班の川路大道が、2度にわたって任務を妨害したリビア革命評議会議長カダフィの暗殺を企てた。だが、カダフィは29人の影武者を持ち、暗殺はほぼ失敗するとみられた。この無謀な行動を見逃すわけにいかない日本政府は、川路の殺害を現職の後輩・鷹谷に命じる。トリポリに飛んだ鷹谷は、現地でゴルゴと遭遇し、言葉をかわす。その動向を警戒しつつも、任務を遂行しようとする鷹谷は、狙撃直前の川路を発見したが、ためらって引き金を引けない。そこへ1発の銃弾が飛来して……。
標的 | 元警視庁公安一課特殊処理班副長 川路大道 | |
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依頼人 | イスラエル秘密警察(モサド) | |
報酬 | 不明 | |
射程 | 推定400メートル | |
射撃数 | 1発 | |
SEX | 0人 | |
任務地 | リビア・トリポリ | |
見所 | 公安一課特殊処理班主任・鷹谷が、リビアでゴルゴと同じ標的を狙う。同じ“殺人機械”でありながら、恩師への情を捨てきれない鷹谷と、そんなものを一切持たないゴルゴとの対比が面白い。 |