第118話
SPコミック第32巻
大きな口の湖上
脚本協力K・元美津
発表年1977
カナダの猟区内で、ゴルゴは2頭のヘラジカを1発の弾丸で仕留める。その行動を怪しんだ猟区管理官が暴行の現行犯で逮捕し、徹底的に取り調べるがゴルゴは黙秘を貫く。そこには、ある目的があった。オタワのソ連大使館に亡命しようとしている元CIA支局の暗号係ジョゼフ・D・マッコードは、KGB工作員と共に凍結した湖をスノーモービルで移動していたのだ。湖上で2人を回収に来た小型機に乗り込んでしまうため、標的との接点は一瞬間しかない。1発の弾丸で2人を同時に仕留めるという離れ業にゴルゴが挑む。
標的 | 二重スパイ ジョゼフ・D・マッコード | |
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依頼人 | CIA | |
報酬 | 不明 | |
射程 | 推定500メートル | |
射撃数 | 4発 | |
SEX | 0人(KGBの女性にそれとなく誘惑される) | |
任務地 | カナダ・ノースウエスト地区 | |
見所 | ゴルゴに捕まったKGBの女性工作員は逃亡防止のため丸裸にされるが、ゴルゴがいない隙に赤い防寒着を奪って小屋から逃亡する。首尾良くマッコードと合流できたが、実は、この行動はゴルゴのシナリオ通りだった。 |