第002話
SPコミックス 第1巻
デロスの咆哮
脚本協力小池一雄
発表年1968
ナチの秘密警察に拉致されて、行方不明になっていたフランスのマクシミリアン国防長官の妻子がエーゲ海・デロス島に現れた。しかし、妻子が本物であるか調査へ向かったフランス情報部員が次々に暗殺されていく。情報部長のオマイリーは不自然さから、ソ連の陰謀を疑い、この母子の殺害をゴルゴに依頼する。しかし、任務を遂行したゴルゴを待っていたものは、巧妙に仕掛けられた罠だった。デロス島では首謀者のボネが執拗なまでにゴルゴを追いつめ、薬物で妻子の暗殺を自供させようとする。ゴルゴはホテルのマダム、アリゲリータの協力でなんとか難を逃れ、至近距離での一対一のガンファイトに持ち込むことに成功する。そしてアスファルトに冷たくなって横たわったのはボネだった。
標的 | マクシミリアン国防長官のニセ者の妻と子供 | |
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依頼人 | フランス情報部・オマイリー部長 | |
報酬 | 不明 | |
射程 | 推定75メートル | |
射撃数 | 7発 | |
SEX | 1人(アルガリータ) | |
任務地 | ギリシア・エーゲ海・デロス島 | |
見所 | 精神錯乱剤入りのシャンペンを渡され、身分を明かすようにボネに問い詰められるが、「おれとフランス政府とは、何も関係ないよ」「それが事実なんでね」などと饒舌に質問に答えるゴルゴ。またアリゲリータを優しく抱き寄せるなど、女性に優しい! |