ビッグ増刊号
2024/04/30発売
A LIFE OF THE BEETLE-あるカブトムシの一生- 第3集
田中むねよし
ビートル、東日本大震災で廃車……復活へ。
〈 書籍の内容 〉
1954年製、フォルクスワーゲンビートル。様々なオーナーに乗り継がれ、その人生に寄り添ってきた。スーパーカーブーム、暴走族、バブルと、時代と共に走り続けてきた。最初からずーっと整備を担当してきた星野一生も、クルマへの愛情を注ぎ、それが生きがいとなって、多くのオーナーたちと絆を結んできた。そして1911年、東日本大震災によってビートルは津波に流され、行方不明になってしまう。 沢山の人が亡くなっている中、クルマの心配をするわけにも行かず、時は流れ、2020年ーーがれきの中からビートルを見つけ出した星野たちは、ビートルの復活を目指す。年老いた自分たちと重ね合わせるように、新しいエンジンの息吹を求めて!
〈 編集者からのおすすめ情報 〉
クルマと人の絆を描いてきた本作。本巻が最終刊。人に一生があるように、クルマにも一生がある。どっかの映画のように、クルマはしゃべったりしないが、エンジンの音、風を切る音を通して、私たちに語りかけてくる。
クルマを愛するすべての人に捧げます。
〈 目次をみる 〉
第11話 毘沙門という名のカブトムシ 3
第12話 シューという名のカブトムシ 37
第13話 タピーロという名のカブトムシ 71
第14話 ドゥという名のカブトムシ 105
第15話 イダドゥという名のカブトムシ 139
最終回 再びアンという名のカブトムシ 173
[あの日あの時あのクルマ] 35、69、103、137、171、205