ビッグオリジナル
2021/05/28発売
昭和天皇物語 第8集
能條純一 原作/半藤一利 協力/永福一成 監修/志波秀宇
〈 書籍の内容 〉
時は昭和3年。
大陸で発生した張作霖爆殺事件に日本軍は関与しているのか--?
ひとつ対応を間違えば、重大な国際問題へと発展しかねない危険な状況下に日本はあった。
詳細な調査を命じた裕仁(ひろひと)青年に対し、のらりくらりと逃げ続けて事態の先延ばしを図る時の総理・田中義一。
この国の頂点に立つ者として、青年がとるべき行動とは…!?
〈 編集者からのおすすめ情報 〉
幼き日、青年は心に誓った。
「自分のせいで誰かを傷つけてしまうかもしれない。
自分は感情を表に出してはならないのだ」と。
そして天皇となった今。あらためて青年は自らに問う。
不誠実な責任者に対し、いかなる姿勢で臨むべきなのか。
双肩に国民を背負った人間は、どのように生きねばならないのか。
時代が。世界が。キナ臭さを増してゆく最新刊です。