ビッグオリジナル
2020/11/30発売
昭和天皇物語 第7集
能條純一 原作/半藤一利 協力/永福一成 監修/志波秀宇
〈 書籍の内容 〉
大正14年、12月6日。
国民が注視する中、裕仁(ひろひと)皇太子と良子(ながこ)妃との間に待望の第一子が誕生した。
父となり、大きな責任を背負うこととなった、そのわずか1年後--
大正15年、12月24日。深夜。
裕仁青年に天皇のあり方を示し続けた大正天皇がこの世を去った。
尊敬する父……敬愛する父……肉親との別れに涙を流す時間もなく父の死より約2時間後、青年は第124代の「天皇」となる--
のちに激動の時代と呼ばれる「昭和」が、いよいよ始まったのだ…!!
〈 編集者からのおすすめ情報 〉
心のどこかで、「その時」が近いことは理解していた。
そして「その時」は、年の瀬の冷たい雨の中で訪れた--
愛する父を失い、急かされるようにその地位に就くことになった裕仁青年。
常に冷静に気丈に振る舞う青年も、とはいえまだ20代半ばの若者。
自らの双肩に「国」を背負う重圧は、いかばかりであったろう…。
祝福ムードの中で迎えた「改元」の記憶も新しい今だからこそ、ぜひお読みいただきたい待望の最新刊です。