人間では対処しようもない圧倒的な存在、"彗星"が迫る世界―――――
世界を変える力を持つレインマン、雨宮瀑は、自分の役割を自覚し、"危機"から「世界」を守るために、動き始めた。
"危機"を脱するための唯一の鍵は、人々の意識。
そう気づいた瀑は、人々の意識に訴え、「世界」を変えようとする。
それでも、"彗星"は確実に、着実に近づいてくる。
世界を滅ぼす存在を目前にした人々は、何を選ぶのか。
そして、レインマンの持つ役割とは、何なのか。
星野之宣氏が送る、前代未聞、超高度、超本格SFの最終巻。お見逃しなく。