戦火のヨーロッパを「青い鳥」は飛ぶ!?
1940年のベルギー。貴族の娘、マルキーズ・リリー・ド・フィネスは侵攻してきたドイツ軍に当主である父を殺され、自らの居城に潜んで情報を英国に流していた。一方、英国ではドイツに対する防戦一方の状況を打破すべく、大量の工作員を大陸に送り込んでいた。SOEと呼ばれたこの促成スパイ養成機関の卒業生、メイジー・ウィリアムズは、Fセクション特別部隊「ブルーバード」の一員となる。そこは名ばかりの零細部隊だった。それでもごり押しで、ベルギー潜入を果たしたウイリアムズは、目的であるリリ(ド・フィネス)と接触し、イギリスへと帰還する。
ここに、ウィリアムズとリリのバディが誕生!ナチスドイツの蹂躙するヨーロッパを「青い鳥」は飛べるのか!?
登場人物紹介
マルキーズ・リリー・ド・フィネス
ベルギーのアンリ・レオナール伯爵の娘。ナチスドイツに父に殺され、居城に潜み工作員のまねごとをしていた。ウィリアムズに救出されイギリスへ。愛称はリリ。
メイジー・ウィリアムズ少尉
工作員養成機関を卒業し、SOEの一員となる。気は優しくて力持ちの大女。その大きいところがコンプレックス。ごり押しで出撃したベルギーでリリと出会う。