これは、世界的クライマー・山野井泰史の生き様に迫る真実の物語━━━
世界の山々に挑む者たちが憧憬と畏敬の念を抱いてやまない、実在の世界的クライマー・山野井泰史。
迸る情熱を胸に、独自のルートを切り拓き、誰も手の届かない高みに到達したひとりの男の半生と、その生き様を描く。
【山野井泰史氏プロフィール】
山野井泰史(やまのい・やすし)/1965年東京生まれ。
単独で、酸素ボンベを使用せずに、数々の未踏の難ルートに挑み続ける世界的クライマー。
小学生から登山を始め、高校卒業後、数々の登山史に名を刻むクライミングを実践してきた。
2021年、アルパインクライミング界で著しい業績を残し、次世代のクライマーたちに多大なる影響を与え、 クライミング界の発展に寄与したとして、登山界の最高栄誉“ピオレドール賞”を受賞した。