ビッグスペリオール
2021/11/30発売
血の轍 第12集
押見修造
〈 書籍の内容 〉
高台で向き合った従兄弟の"しげる"は、かつてママに高台から突き落とされた"自分"だったーー
僕が消えることが正しいこと…そう思った瞬間、静一は"自分"を葬るためしげるを突き落とし、殺めた。
それは、己の中のママとの決別の儀式。
罪悪感を一切感じることなく、静一は鑑別所に収監される。
そこで静一を待ち受けていたのは「内省」の日々。
深淵に意識が向かうなか、心の隙間にスルリと入って来たのはしげるを殺してまで決別を試みた「ママ」だったーー!!
〈 編集者からのおすすめ情報 〉
単行本(紙+電子)累計160万部突破!究極の"内省"エンタメは、漫画表現の未知なる領域へと突入します!