オリジナル増刊号
2021/10/29発売
こはぜ町ポトガラヒー 〜ヒト月三百文晦日払〜 第3集
昌原光一
〈 書籍の内容 〉
幕末を生きた、異端の侍大家の物語…完結!
華のお江戸の片隅に、小さな長屋がありました。
侍大家のこの長屋、住人は揃いも揃って“ワケあり"者ばかり!
元・科人のおりん、妹の仇討ちについえた百姓の才助、夫に捨てられた登勢、みなし子の安坊―――
一人で思い悩んでも埒あかぬこと、答えはこの長屋が知っている。
優しさ以上、お節介未満。 ちいさな長屋の大きな人情、とくとご覧あれ!
〈 編集者からのおすすめ情報 〉
最強“無名"作家、昌原光一渾身。
今を生きにくいすべての人に捧ぐ極上の時代劇!
作者の昌原光一氏は、2021年8月から9月に開催され話題を呼んだ漫画「もしも東京」展にも参加されました。
まさに日本を代表する美しい筆致をご堪能ください。
〈 目次をみる 〉
第十八話 正月 005
第十九話 下谷 山崎町 029
第二十話 許嫁 053
第二十一話 弔い 077
第二十二話 忌み枝 101
第二十三話 幕末 125
第二十四話 千草日記 149
第二十五話 みんなの家 177
最終話 集合写真 205