オリジナル増刊号
2020/05/29発売
こはぜ町ポトガラヒー 〜ヒト月三百文晦日払〜 第2集
昌原光一
〈 書籍の内容 〉
ここは、耳をすませば人情が聴こえる町。
華のお江戸の片隅に、小さな長屋がありました。
侍大家のこの長屋、住人は揃いも揃って“ワケあり"者ばかり!
元・科人のおりん、妹の仇討ちについえた百姓の才助、夫に捨てられた登勢、みなし子の安坊―――
一人で思い悩んでも埒あかぬこと、答えはこの長屋が知っている。
優しさ以上、お節介未満。 ちいさな長屋の大きな人情、とくとご覧あれ!
〈 編集者からのおすすめ情報 〉
名作落語のような粋な世界観、そして漫画家たちからも一目置かれる傑出したその画力をぜひご堪能ください!
最強“無名"作家、昌原光一渾身。
今を生きにくいすべての人に捧ぐ極上の時代劇!!
〈 目次をみる 〉
第十話 双子………5
第十一話 垣根………29
第十二話 新大家………53
第十三話 旅籠丹波屋………77
第十四話 竹光浪人………101
第十五話 ふたりの女………125
第十六話 車押し安坊………149
第十七話 しがない大家………173
【番外編】只の犬………197