トップ  >  谷口ジロー氏、『千年の翼、百年の夢』を描くために、1か月間パリのアパルトマンを借り、毎日ルーヴル美術館に通う。 ( 2015/03/02 )
ビッグオリジナル

2015.03.02

谷口ジロー氏、『千年の翼、百年の夢』を描くために、1か月間パリのアパルトマンを借り、毎日ルーヴル美術館に通う。

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谷口ジロー最新作『千年の翼、百年の夢』発売記念!ルーヴル美術館全面協力によるプロジェクトで渡仏した谷口ジローは、パリでの1か月間で何を感じ、何を得たのか!?


千年の翼、百年の夢サムネイル

絶賛発売中の『千年の翼、百年の夢』


2月20日に発売された谷口ジロー氏の最新作、『千年の翼、百年の夢』が好評だ。オールカラーの豪華版を読むと、谷口氏の麗筆により、まさにルーヴル美術館に行ったような気分になれる。
『千年の翼、百年の夢』は、ルーヴル美術館とビッグコミックオリジナルの共同企画で、ルーヴルを舞台にした漫画を、フランスと日本の両国で出版し、その漫画作品が、ルーヴル美術館の所蔵品となるというプロジェクトだ。
谷口ジロー氏は、この企画に参加するにあたり、パリのアパルトマンに1か月住み、毎日ルーヴル美術館へ通うという、綿密な取材を行った。
「実際にパリに1か月住んで、毎日ルーヴルに通うという体験は、私の人生の中でも、とても貴重な経験となりました」と谷口氏は語る。

ルーヴル美術館ルーヴル美術館ルーヴル美術館

休館日のルーヴル美術館内


ルーヴル美術館の全面協力により、美術館の休館日である火曜日には、観光客の誰もいない美術館の内部を見学することができた。その様子は『千年の翼、百年の夢』の主人公が、ルーヴルに棲む精霊によって導かれた空間として描かれている。

『千年の翼、百年の夢』

『千年の翼、百年の夢』第1話より


「ルーヴル美術館にある巨匠たちの絵を、漫画の中に自分の手で描くことは、絵描きとして、とても楽しかった。」谷口氏がこう語るように『千年の翼、百年の夢』には、コローやダヴィッドなどヨーロッパ絵画の名作が見事に再現されている

モルトフォンテーヌの思い出

第2話に登場したコローの『モルトフォンテーヌの思い出』


パリのポスター

パリの街には、ポスターが出現!!


『千年の翼、百年の夢』はオールカラー豪華版、コミックス普及版の2種類で、全国書店にて絶賛発売中!!

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『千年の夢、百年の翼』オールカラー豪華版


(オリジナル編集部)

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千年の翼、百年の夢 谷口ジロー

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ビッグコミックオリジナル公式

【初出:コミスン 2015.03.02】

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