第254話
SPコミックス第79巻
二十年目の毒
脚本協力牧戸次郎
発表年1987
キャンベラの実業家パーカーは、オーストラリアに多大な貢献をした“名士”だった。そんな彼が、20年前のベトナム脱走兵ウイリアム・ブーンとして逮捕された。住民は彼の釈放を訴える運動を起こす。しかし、ベトナム戦争時に米軍が新型の細菌兵器を使った様子を克明に収めた機密フィルムを所持している重要人物であるため、なんとしても本国に連行したい米国側は、彼をスパイと宣伝するなど、世論沈静化に必死になる。そのころ、ゴルゴもある方面からブーン暗殺の依頼を受け、オーストラリアに入った。その標的がブーンであることを察知した米陸軍情報部は、密かに本国に送還しようとする。
標的 | 元米特殊部隊 ウイリアム・ブーン/フィルム | |
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依頼人 | ベトナム政府高官 | |
報酬 | 不明 | |
射程 | 不明 | |
射撃数 | 2発 | |
SEX | 0人 | |
任務地 | オーストラリア | |
見所 | 機密フィルムの行方を追うゴルゴは、ブーンに特殊な手術を施した老医師の心を、「あんたの奥さんに……花でもあげてくれ……」のひとことで掴んでしまう。 |