第208話
SPコミックス第62巻
ビオ・グレゴリオ司教
脚本協力工藤かずや
発表年1984
南アフリカのプレトリア中央刑務所にケープタウン大司教マーロー・ヨゼフ枢機卿が収監されていた。枢機卿を奪回するため、バチカンのビオ・グレゴリオ司教は信者たちを使って世界の主要市場に南ア発行のクルーガー金貨を一斉放出させ、大暴落を画策する。追いつめられた南ア大統領は降伏宣言し、マーローの釈放を決めた。その一方で、ビオ司教はマーローを裏切ったUDF議長代理、ファショダ・パンギの殺害をゴルゴに依頼する。だが、世界最強の警察国家・南アフリカから脱出する方法は皆無。ゴルゴはANC(アフリカ民族会議)に協力を要請し、死中に活を求める。
標的 | UDF議長代理 ファショダ・パンギ | |
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依頼人 | バチカン市国財務局 ビオ・グレゴリオ司教 | |
報酬 | 不明 | |
射程 | 推定700メートル | |
射撃数 | 1発 | |
SEX | 0人 | |
任務地 | 南アフリカ | |
見所 | 主・キリストのお告げを口実に、あることないこと吹き込んで、マーローの釈放を南ア総領事に訴えるビオ司教。ゴルゴとの会見でも無駄話が多いが、とぼけた顔をしながら、実はなかなかのやり手だ。 |