第201話
SPコミックス第62巻
ルーサー・キングの遺産
脚本協力工藤かずや
発表年1983
黒人指導者の故マーチン・ルーサー・キング牧師の信奉者で、次期アメリカ大統領指名候補のレオナード・ゴードンは、人格高潔・清廉潔白な“表の顔”の裏ではダーティな噂も流れていた。キング牧師が暗殺された際に、ゴードンは事前に暗殺者の存在を知りながら、その死を大統領戦出馬の機会にするため、見殺しにしたという情報もあった。にもかかわらず、大観衆を前に黒人の待遇改善を訴える彼の胸には、キング牧師がノーベル平和賞を受けたときのメダルのミニチュアが輝いていた。その反射光を目印に狙撃しようとしたゴルゴだったが、暗殺を警戒した警備陣にメダルを外されてしまう。
標的 | 次期大統領指名候補 レオナード・ゴードン | |
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依頼人 | シカゴ市長 ウィルシャー・ジェームズ | |
報酬 | 不明 | |
射程 | 推定500メートル | |
射撃数 | 1発 | |
SEX | 0人 | |
任務地 | アメリカ・フロリダ州・ジャクソンビルシティ | |
見所 | メダルが外されたことに気づいたゴルゴは咄嗟に、標的を撮影するテレビカメラへ銃弾を撃ち込み、ミラクルを起こす。 |