第165話
SPコミックス第50巻
スリーパー・エージェント
脚本協力北鏡太
発表年1980
ポーランド・グダニスクのレーニン造船所で働くCIA潜入諜報員(スリーパー)のレオン・E・オハーブの存在が、KGBにかぎつけられた。彼には利用価値があると判断したKGBとポーランド秘密警察は、連合スト委の委員長に担ぎ上げ、政府代表との交渉が決裂した後、米帝国主義者の手先として逮捕するシナリオを作る。一方、その陰謀を察知したCIAはレオンが逮捕され、取り調べを受ける前に自分たちの手で抹殺するという苦渋の選択を取らざるを得なくなった。だが、数千人の仲間に囲まれているレオンを始末するのは至難の業である。CIA長官はアメリカの威信を守るため、ゴルゴに接触した。
標的 | CIA諜報員 レオン・E・オハブ | |
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依頼人 | CIA長官 | |
報酬 | 不明 | |
射程 | 推定300メートル | |
射撃数 | 1発 | |
SEX | 0人 | |
任務地 | ポーランド・グダニスク | |
見所 | 1980年8月、グダニスクのレーニン造船所の労働者が政府の食肉値上げなどに抗議してストライキに突入。ワレサ議長誕生の歴史的瞬間にもゴルゴが絡んでいたかもしれない──という設定の妙。 |