金の力で海運王オケアノスの6番目の妻にされ、あげく殺された娘フローラの復讐を果たすため、母親のサロニカはすべての財産を投げ売って金を集め、ゴルゴにオケアノス殺害を依頼した。一方、ゴルゴに命を狙われていることを知ったオケアノスも、艦砲射撃や攻撃ヘリなどで抹殺作戦を展開。これに対し、ゴルゴはマルセイユで重油を満載したタンカーを購入。1人で運転してオケアノスの船に突っ込もうとする。愛するエーゲ海を重油まみれにされることを恐れたオケアノスは、ゴルゴに自らの命を賭けたラストチャンスを提案する。