増刊008話
SPコミックス第37巻
英雄都市
脚本協力北鏡太
発表年1975
第二次大戦中にドイツ軍の捕虜となり、特別懲罰隊の一員として占領地域の服従しない住民たちの虐殺行為に加担させられたロシア人、アンドレイ・パブロヴィッチ・ボロコフはチロルで平穏な余生を送っていた。だが、望郷の念やみがたく、帰国すれば死刑になることを承知のうえで、故郷レニングラードに帰った。そして、彼は再会した家族の密告により逮捕される。戦争犯罪者として裁かれる前に、自ら死を選ぼうと覚悟を決めていたボロコフは、ゴルゴに自分を殺すよう依頼していた。
標的 | アンドレイ・パブロヴィッチ・ボロコフ | |
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依頼人 | アンドレイ・パブロヴィッチ・ボロコフ | |
報酬 | 不明 | |
射程 | 推定300メートル | |
射撃数 | 1発 | |
SEX | 1人(娼婦) | |
任務地 | ソビエト・レニングラード | |
見所 | 戦争犯罪者の哀しい結末。「おれに自殺の手伝いをしろ、というのか……?」と言っていたゴルゴだが、ボロコフの決意を察したのか、結局引き受けている。 |