第071話
SPコミックス第17巻
欧州官僚特別便
脚本協力岩沢克
発表年1973
ソ連KGBはイギリスへ渡り、祖国批判をしたロケット工学の権威アレクサンドル・タミノフ教授の殺害をゴルゴに依頼した。ソ連最高の指導者から贈られた銀時計を貫通して、タミノフ教授の心臓に弾丸を撃ち込んでほしいという条件がついており、ゴルゴは要求通りに任務を遂行する。しかし、タミノフ教授は生きていた。弾丸は銀時計を貫通しなかったのだ。その事実をMI6ヒューム部長から知らされたゴルゴは、再び任務を遂行するためタミノフ教授に近づいた。
標的 | アレクサンドル・タミノフ教授 | |
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依頼人 | KGB | |
報酬 | 不明 | |
射程 | 不明 | |
射撃数 | 2発 | |
SEX | 0人 | |
任務地 | イギリス・ロンドン | |
見所 | ゴルゴが珍しく狙撃に失敗。仕掛けに気づかず現場から立ち去るというのは、ゴルゴらしからぬ痛恨のエラーだろう。また教授にMI6の目を向けさせない巧妙なKGBの作戦だったが、ヒューム部長の冴えた推理で核心に迫っていく。 |