ジャマイカの首都キングストンでは白人の支配打破を訴える過激な運動が頻発していた。ジャマイカを訪れていたゴルゴは、黒人の過激派一味の逃走に巻き込まれてしまう。一味はバンガローに逃げ込むと、そこにいた白人の客とともにゴルゴを監禁、白人の医者夫婦には撃たれて負傷した仲間の手当てを強要する。しかし、手当てもむなしく息を引き取ると、一味の１人が仲間を殺されたと騒ぎだし、医者夫婦に銃口を向けた。間一髪で２人を助けたゴルゴは「救世主」と感謝される。ゴルゴが人助けをする理由とは？