第052話
SPコミックス第11巻
国境線の5人
脚本協力K・元美津
発表年1971
ソ連のスパイとおぼしき中年男性がスイスの雪山にある山小屋に入ると、中には若い男女がいた。二人は駆け落ち中で、見つからないように国境を越えるため、この小屋で“跳ばせ屋・ボルマン”を待っていたのだ。次にギャング風の男性2人組が小屋に現れ、やがて5人全員がボルマンの手でスイスから脱出しようとしていると判る。そこへ、吹雪の中、また1人男がやって来た。ゴルゴである。こうしてゴルゴを加えた6人は山小屋で吹雪が止むのを待ちながら夜を明かした。
標的 | 跳ばせ屋・ボルマン | |
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依頼人 | 公安部長の肩書きを持つ不詳の者 | |
報酬 | 不明 | |
射程 | 推定400メートル | |
射撃数 | 3発 | |
SEX | 0人 | |
任務地 | スイス・ベルニナ山系 | |
見所 | 小屋でピストルを出そうとした男を射殺せず、火のついたタバコを投げつけて制圧するに留めたのは、ボルマンが来るまで彼の"客"を殺すわけにはいかなかったからだろう。 |