第029話 SPコミックス第4巻

価値なき値

脚本協力森幸太郎
発表年1970

毒素兵器トクシンP2開発者のレオナード・ホイットマン博士が殺害された。大統領は危険な毒ガスの廃棄を指示したため、トクシンP2を東側スパイの妨害から守り、無事に廃棄処分にするため、CIAのフーバーはゴルゴを雇う。そしてトクシンP2は金塊輸送を装って、普段は現金をラスベガスで輸送している特別装甲車ブーメランで廃棄地まで運ぶことになった。ブーメランはトクシンP2を狙う中国の統一戦線工作部のほか、本当に金塊が積み込まれていると思っている強盗4人組から次々に襲撃に遭う。

標的 トクシンP2輸送を妨害する者すべて
依頼人 CIA フーバー長官
報酬 不明
射程 推定6メートル〜推定200メートル
射撃数 10発
SEX 1人(娼婦を装った工作員)
任務地 アメリカ・ネバダ州
見所 一見するとゴルゴが受けない護衛の仕事に見えるが、フーバーはブーメランが単独でどんな襲撃も寄せ付けないので大丈夫と自信を見せており、やはりゴルゴのルールにかなった任務であった。
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