第020話
SPコミックス第3巻
最後の間諜 ―虫―
脚本協力小池一雄
発表年1969
スイス銀行を訪れたゴルゴは、金庫内の赤外線の照射位置がいつもとは違っていることに気づく。頭取を問い詰めて、前作『ベイルートVIA』でも耳にした“虫(インセクト)”なる人物が暗躍しており、世界一に厳格に顧客を守るスイス銀行でさえ動かせるほどの陰の実力者だと知る。ゴルゴは反撃を決意、前代未聞の作戦が始まった。莫大な資金を投入して、スイスの山中にある小さな村を使って第二次大戦中を再現。“虫”の正体をあぶり出す。ゴルゴの思惑通り罠にかかった“虫”にゴルゴの報復が実行される。
標的 | 虫(インセクト) | |
---|---|---|
依頼人 | ─ | |
報酬 | ─ | |
射程 | ─ | |
射撃数 | 推定1発 | |
SEX | 0人 | |
任務地 | スイス | |
見所 | “虫(インセクト)”のコードネームを持つスパイは第10話『ゴルゴin砂嵐』でアラブ側の高級将校として声だけ登場している。この時、”虫”は男性であるとされていたので、ゴルゴと無線で接触した際にはダミーを使ったのだろう。 |