第234話
						SPコミックス第69巻
					
					心臓の無い男
脚本協力安達謙太郎
					発表年1986
			シンジケートのボス、ベルイマンはセックスの最中に興奮しすぎて娼婦の首を絞めて殺してしまった。だが、殺人犯として起訴確実になった直後、発作で倒れ、心臓が停止したため、死亡宣告を受ける。人工心臓手術を受けた彼は、10日後に“不死身の人間”として生き返ったが、心臓死で死亡と認めるスウェーデンでは法律の適用外の存在となり、“生きている死者”を再び逮捕し、裁くことができない。立場上、彼を野放しにしておくことができないS:APO(スウェーデン国家保安警察)は、ゴルゴを使っての非合法処刑に踏み切った。
|  | 標的 | シンジケートのボス ベルイマン | 
|---|---|---|
|  | 依頼人 | S:APO(スウェーデン国家保安警察) | 
|  | 報酬 | 50万ドル | 
|  | 射程 | 不明 | 
|  | 射撃数 | 13発 | 
|  | SEX | 0人 | 
|  | 任務地 | スウェーデン | 
|  | 見所 | 他殺という証拠を残さないため、標的の周りに銃弾を何発も撃ち込み、必死で走らせることによって、人工心臓の許容範囲を超える運動量を誘発する。事前に人工心臓移植患者のデータを調べ上げたゴルゴの計算の確かさ。 | 

 
	