第219話
SPコミックス第64巻
十月革命の子
脚本協力北鏡太
発表年1984
KGB第一副議長ビクトル・クレメンコ将軍の陰謀により、モスクワの最高会議に出席したクラスノダール州党委員会書記イワン・ペトロビッチ・コペイキンが暗殺された。甥のKGB第二総局のウラジミール・ムラトフ大佐は、犯人のボリス・ゴドロフを捕まえたが、精神異常者の犯行ということにされ、事件はうやむやに。再調査を何度も申し入れた大佐だったがゴドロフは将軍直属の部下であるため、その威光を憚って、検事局も二の足を踏むばかり。ついに大佐は制裁人事でKGB本部任務を解かれ、アフガニスタンの最前線に回された。自らの戦死を予感した彼は、伯父の復讐をゴルゴに依頼する。
標的 | KGB第一副議長 ビクトル・クレメンコ将軍 | |
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依頼人 | KGB第二総局 ウラジミール・ムラトフ大佐 | |
報酬 | 10万ド | |
射程 | 推定100メートル | |
射撃数 | 1発 | |
SEX | 0人 | |
任務地 | ソビエト | |
見所 | アフガンへの派遣部隊に転属されたムラトフ大佐が乗る列車の中で依頼を受けるゴルゴ。列車の中での会見は珍しい。少年時代の恨みから暗殺命令を下したクレメンコ将軍の“老害”も明らかに。 |