第209話
SPコミックス第64巻
海難審判
脚本協力北鏡太
発表年1984
イラン領海内で武器を大量に積んだ無人の貨物船ユピテル号が発見された。武器の発注者は、すでに戦死していたイラン陸軍省のアリ将軍。陸軍情報部はイラク軍の罠である可能性もあるとして、調査に乗り出すが、その真相は将軍がゴルゴへ荷に傷をつけることなく無事届けてほしいと依頼した結果だった。買い付けた大量の武器弾薬が国際詐欺団に詐取されていることを知った将軍は、彼らの一掃も同時に依頼していた。詐欺団の黒幕ニコマコスは、イランとの契約は破棄されたとして積荷の所有権を強硬に主張したが、ゴルゴは将軍の死後も依頼を遂行する。
標的 | 詐欺団の黒幕 ニコマコス/ニコマコスの部下 | |
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依頼人 | イラン陸軍省 アリ将軍 | |
報酬 | 不明 | |
射程 | 推定120メートル/推定3メートル | |
射撃数 | 2発 | |
SEX | 0人 | |
任務地 | イギリス・ロンドン/イラン領海 | |
見所 | 下級船員に化けて潜入したゴルゴが真面目に甲板掃除をやっている。大量の弾薬の前でタバコに火を付け、船員をビックリさせたのは、ジョークではなく、彼らの心理的な動揺を誘うためだろう。 |