第176話
SPコミックス第54巻
穀物戦争 蟷螂の斧
脚本協力きむらはじめ
発表年1981
日本の商社「丸菱物産」の藤堂はブンゲ、カーギル、コンチネンタル、ルイ・ドレフェスのメジャー4社が独占している、アメリカの穀物市場に参入すべく動き出した。その計画は順調のように見えたが、メジャー4社は日本商社の進出を許そうとはしなかった。藤堂に穀物相場を操られて大損をした彼らは結託し、共通の敵である藤堂の動きを封じ込めるため、ゴルゴにある狙撃を依頼する。勝利を目前にした藤堂だったが、どこからともなく飛来した1発の銃弾が虎の子の穀物施設を破壊し、穀物市場に賭ける藤堂の夢のすべては水泡に帰してしまう。
標的 | 丸菱物産の穀物貯蔵庫 | |
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依頼人 | カーギル社 マクミラン会長 | |
報酬 | 不明 | |
射程 | 不明 | |
射撃数 | 推定3発 | |
SEX | 0人 | |
任務地 | アメリカ・ルイジアナ州 | |
見所 | 実際の穀物経済に基づいているといわれるリアルな描写の数々。カーギル社の電話応対も見どころのひとつで、社名を名乗らない独特の応対にゴルゴも一瞬戸惑う。藤堂はこの後もゴルゴと絡んでいく好漢キャラでもある。 |