第146話
SPコミックス第44巻
ラ・マニョ・ディアス(神の手)
脚本協力外浦吾郎
発表年1979
ウルグアイ人民党党首で、次期大統領選の最有力候補フランシスコ・オルコスが演説中に射殺された。政権交代でウルグアイにおけるアメリカの権益が失われることを恐れたIDA(米国際開発局)関係者の仕業だった。人民党は急きょ娘のマリアを大統領候補に立て、“弔い合戦”をアピールして国民の圧倒的支持を集める。工作が裏目に出たアメリカ側は、今度は公開討論会の席でマリアのセックス・フィルムを流し、イメージダウンを図ろうとするが、同じころ、彼らの計画を察知したKGBもゴルゴにある狙撃を依頼していた。その標的が誰なのかわからないまま、大統領選は佳境を迎える。
標的 | ウルグアイ人民党大統領候補 マリア・オルコス | |
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依頼人 | KGB機関員 アレクセイ・イワノフ | |
報酬 | 不明 | |
射程 | 不明 | |
射撃数 | 2発 | |
SEX | 0人 | |
任務地 | ウルグアイ・モンテビデオ | |
見所 | ゴルゴの標的が、狙撃の瞬間まで明かされない。オルコスの演説会場、娘マリアの演説会場、公開討論会と、とにかく群衆がたくさん描かれている。もし映画化されたら大変なことになりそうな作品だ。 |