ドミニカの独裁者ラファエル・レオダス・トルヒーヨは莫大な遺産を息子のラムフィス・トルヒーヨ2世へ残した。その財産でスペインで暮らしながら退屈な毎日を過ごしてるトルヒーヨ２世は、何か真剣に打ち込めることはないかと探している。そんなところへ、ラファエルの６億ドルの銀行預金を投機で失い、詐欺・横領罪で服役していた金融業者セラーノ・フーリオが刑務所から出てきたため、フーリオに命じてゴルゴを巻き込んだ危険なゲームを始めようと画策する。