第264話
SPコミックス第83巻
シビリアンコントロール
脚本協力氷室勲
発表年1988
フランスの2つの情報機関、DGSE(対外治安局)とDST(国土保安局)は権力争いで、お互い足の引っ張り合いを繰り返してきた。DGSEのユステール局長がゴルゴに依頼したシリア人ユネスコ職員の射殺事件をめぐり、両組織はさらに反目を深めていく。DSTドラン局長は、使途不明金として処理されたゴルゴへの報酬を摘発すべく、大蔵省にDGSEの査察を入れさせる。泥沼の事態を憂慮したDGSEの前身SDESE(防諜・外交資料局)の“産みの親”は、情報部を再び文官の指揮下に戻そうと、娘婿でもあるユステールとドランの除去をゴルゴに依頼する。
標的 | ユネスコ職員/放送局アンテナ/ユステール/ドラン | |
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依頼人 | DGSE局長 ユステール/SDECEの産みの親 | |
報酬 | 不明/推定160万フラン | |
射程 | 約600メートル/推定400メートル | |
射撃数 | 6発 | |
SEX | 0人 | |
任務地 | フランス・パリ | |
見所 | ゴルゴとの連絡用にアマチュア無線が使われている。報酬はフランス歴代首相と大統領から10万フランずつなので、死没者は考慮せず、首相はドブレからシラクまで10人、大統領はドゴールからミッテランまで6人と想定し、推定160万フランとした。 |