2017.10.12
ビッグスペリオール

【アメトーーク】本屋でマンガ好き芸人で大注目!ホトちゃんが語る「俺と江川と西本」!!!


実は普段、漫画はほとんど読まない…そんな蛍原さんが「アメトーーク!」の「本屋でマンガ大好き芸人」をきっかけに、『江川と西本』の愛読者に…!?さあ存分に語って、動いて(?)頂きます!!!

江川さんのイメージは“悪人”

当時、「空白の1日」を経て巨人に入った江川さんは、ただでさえアンチ巨人が圧倒的に多い僕の地元・大阪では完全に“悪人”というイメージでしたね(僕も同じイメージ持ってました)。だから甲子園での江川さんに対する阪神ファンのヤジが本当に凄かった(けど僕はヤジりませんでしたよ!)…でも実際に江川さんの投球を目の当たりにすると、阪神ファンは思わず黙っちゃう(笑)それぐらい圧巻でした。そういう“江川憎し”という感情の裏側には、「コイツは本物だ」と誰もが認めざるを得ないという思いがありましたね。

やはりボールは浮いていた!?

僕が今でも覚えているのは、テレビで江川さんの直球を見たとき「あ、ボールが浮いた!」って思ったことです。『江川と西本』でも描いてますけど、現実には有り得ないんですよね、ボールがホップして浮き上がるってことは。でも、少なくとも当時の僕には浮き上がっているように見えた…そんな記憶は他のプロ野球投手にはありませんでした。そして『江川と西本』で江川さんの高校時代の数字(記録)を目の当たりにして、本当に驚きました。ここまで凄かったのか!と。だから「ああ、こういう人が本当の“怪物”っていうねんな」と改めて実感させられましたね…ホント別格中の別格!

思い切り胸元を“えぐる“!!

西本さんは、持ち前の熱い雑草魂がメッチャ投球スタイルに出ていて、打者の「内角を突く」というよりは「胸元えぐる」ような、闘志剥き出しのボール投げてましたね。他の投手だって厳しいコースを突きつつも、ギリギリで当たらないようにと意識して投げていると思うんですけど、西本さんは「当たったらどうしよう」なんて全然気にしてないかのように、胸元へ思い切り投げ込んでましたから。あとはやはり足をピーンと高く上げる投球フォーム!あれが独特でしたね。僕は野球経験者なんですけど、あれはホンマに投げづらいんですよ!…なのにあんなに凄いボールを投げるっていうのは信じられませんでしたね。

“あの”長嶋さんのプレッシャー

そして驚いたのは『江川と西本』での長嶋さんから西本さんへのビンタシーン…色んな意見や考え方もあると思いますが、僕はこのシーンから長嶋さんは本当に西本さんに期待をかけていたんだとヒシヒシと伝わって来ました。そしてそれを真正面から受け止めて、結果を出した西本さんが凄い。だってあの長嶋さんからのプレッシャーですよ?常人だったら逃げ出してもおかしくない!『江川と西本』を読んで、西本さんの熱く強気な投球スタイルの裏にあったものが知れた気がしました。

長嶋茂雄と6歳の自分

長嶋さんと言えば昭和49年の現役引退試合ですね。当時僕はまだ6歳だったんですが、なんか当日の記憶が残ってるんです。いま思えばアンチ巨人だらけの大阪なのに、その巨人の選手の引退試合をアンチ巨人の人たちが、その日ばかりは色んな想いで見守ってるという光景が印象的だったからでしょうかね。僕のオヤジも大の阪神ファンで、家にはタイガースのカレンダー掛けてて、阪神の試合がある日は最初から最後まで必ずテレビで中継を観てるような人だったけど、そんなオヤジですら、長嶋の引退試合はテレビに釘付けでしたから。

チームメイトだけどライバル!!

『江川と西本』でも、甲子園で試合前に江川さんがランニングしていたら阪神ファンにゴミを投げられて、それを見た長嶋さんが江川さんと一緒にランニングしたら阪神ファンがゴミを投げるのを止めたシーンがあるじゃないですか。あれ、凄くわかるんですよ。それだけ「長嶋茂雄」という存在は、チームの垣根を越えた野球界の象徴だったんですよね。そんな長嶋さんが江川さんと西本さんのライバル関係を焚き付けていた…というのは、『江川と西本』を読んで始めて知って驚きました。相手チームにライバルがいるというのは分かるんですが、それよりも同じチーム内でライバル意識を剥き出しにして競う、競わせる…という発想が凄いですね。『江川と西本』、今後の展開がメッチャ楽しみです!

プロフィール

蛍原徹(ほとはら とおる)1968年生まれ大阪府門真市出身。1989年に宮迫博之と「雨上がり決死隊」を結成。『アメトーーク!』『バイキング』などレギュラー番組多数。野球の他にも無類のゴルフ、競馬、ドラマ「北の国から」好きとして知られる。

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