第236話 SPコミックス第72巻

KGBの長い腕

脚本協力北鏡太
発表年1986

本国への召還と地方への左遷が決まっていたKGBニューヨーク支部長レオン・ニコラビッチ・マリクは、重大な作戦計画が進行中を口実に帰国の猶予を願い出ると、8年前にアメリカに亡命したワレリー・ミハイレンコの暗殺を部下に指示した。その一方で、ハーバード大学構内でのミハイレンコ襲撃計画を事前にアメリカ側にリークし、恩を売ることによって、まんまと亡命に成功する。マリクの部下であり、愛人だったKGBの女性工作員は後任の新支部長に就任すると、自分を裏切ったマリクとの関係にけじめをつけるため、彼の殺害をゴルゴに依頼する。

標的 元KGBニューヨーク支部長 レオン・ニコラビッチ・マリク
依頼人 KGBニューヨーク新支部長
報酬 不明
射程 推定60センチ
射撃数 推定3発
SEX 0人
任務地 アメリカ・サンフランシスコ
見所 整形手術で顔を変え、アメリカ人、ヴィルヘルム・ジェイスンになったマリクはCIAに貰った報酬で防弾ガラスをはめ込んだ特別車に乗っているので、狙撃は至難の業。そこで、ゴルゴが一計を案じるが、マリクもちょっと不用心。
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