第193話
SPコミックス第58巻
クレムリン名簿(ノーメン クラツーラ)
脚本協力北鏡太
発表年1983
KGBと軍部を糾弾し、クレムリン名簿の序列を書き換えようと躍起になっていたソ連共産党第一書記のニコラス・グリアシビリは、KGB議長アンドロポフの巻き返しにあい窮地に追い込まれた。そんななか、ゴルゴがモスクワ入りしたという情報を掴んだグリアシビリは、標的と予想されるブレジネフ書記長の護衛を申し出る。この迅速な対応が中央委員会に評価されれば、一気にナンバー2にのし上がり、病気療養中のブレジネフ書記長に代わる実質ナンバーワンの座も夢ではなかった。だが、厳重な警戒態勢の虚を衝いて、水中から飛んできた銃弾に倒れたのは意外にも……。
標的 | ソ連共産党第一書記 ニコラス・グリアシビリ | |
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依頼人 | KGB議長 アンドロポフ | |
報酬 | 不明 | |
射程 | 不明 | |
射撃数 | 推定3発 | |
SEX | 0人 | |
任務地 | ソビエト・ヤルタ | |
見所 | 任務遂行前日、試射をしていて水中に薬莢を落とす。撃たれた魚が水面に浮かんだことから、水中捜索で薬莢が発見され、自らの存在を知らせる結果に。 |