第090話
SPコミックス第23巻
潜入者の素顔
脚本協力K・元美津
発表年1974
小国イスラエルに何度も戦争で敗れたのは、イスラエルの諜報能力が優れているためだとアラブ諸国は考えていた。そこでPLO、PFLPなどアラブ組織の議長たちで構成される“10人委員会”は、イスラエルの諜報能力をこれ以上は伸ばさせないため、モサドのスパイ養成所の破壊と訓練生の抹殺をゴルゴに依頼した。ユダヤ人になりすまし、イスラエルに潜入したゴルゴは治安組織シャバクの女諜報員ヨナから、ユダヤ人の証明である割礼痕があるかどうか確かめられる。しかし、ゴルゴのそれには歴としたユダヤ人の証が……。
標的 | モサドのスパイ養成所と訓練生 | |
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依頼人 | 10人委員会 | |
報酬 | 30万ドル | |
射程 | ─ | |
射撃数 | 2発 | |
SEX | 1人(ヨナ) | |
任務地 | イスラエル・ハイファ郊外 | |
見所 | シャレット大佐の娘ヨナは、父の命令でゴルゴの男根に割礼があるかどうか確認すべく、一夜を共にしたが、「経験の浅い女が、さも経験豊富のようにふるまう……白けるものだ……」と目的を見抜かれていた。 |