第032話 SPコミックス第5巻

帰って来た標的

脚本協力宮崎惇
発表年1970

アメリカで麻薬組織の帝王として君臨するバグシイ“ビッグ”ガボールが、FBIに出頭する途中で狙撃して欲しいと、バグシイの部下ロッキー・ブラウンから依頼される。ゴルゴは希望通りに任務を遂行したが、殺したはずのバグシイが香港で再びゴルゴの前に出現する。ゴルゴが殺したバグシイは、スパイク・ジョーダンというシカゴのチンピラを整形して、本物バグシイとロッキー・ブラウンが造り上げたニセ者だったというのだ。そしてバグシイはロッキーの殺害を依頼するが、ゴルゴのルール違反となる依頼人の嘘を許さず、意味深なセリフを残してバグシイの前から去って行く。バグシイ“ビッグ”ガボール

標的 バグシイ“ビッグ”ガボール
依頼人 ロッキー・ブラウン
報酬 5万ドル
射程 推定80メートル
射撃数 18発
SEX 1人(娼婦)
任務地 アメリカ・イーストニューヨーク
見所 好みの娼婦がいないため、ポン引きの誘いにホイホイとついていくゴルゴ。再会した娼婦に「1発めは怒り…2発めは恐れ……3発めは愛……」と女性の複雑な心境を言い当てる。
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