第023話 SPコミックス第9巻

内陸地帯

脚本協力宮崎惇
発表年1970

ボリビア政府軍のドミンゴ大佐とアメリカの軍事顧問はジャングル地帯に潜伏する共産ゲリラを壊滅させるため、リーダーを暗殺しようと暗殺者を送り込んでいたが全員が殺害されてしまう。また奇妙なことに死体からは血が抜かれていた。政府軍の情報をスパイしている者がいると見たドミンゴ大佐たちは情報の漏洩源を突き止めるため、ゴルゴを雇った。ゲリラのアジトがあるイソソギのジャングルに潜入すると、意外な暗殺者殺害の実行犯が現れた。そして実行犯を操る情報を漏らしていた者を突き止める。

標的 ゲリラ軍のスパイ
依頼人 ボリビア政府軍ドミンゴ大佐
報酬 50万ドル
射程 推定3メートル
射撃数 5発
SEX 1人(娼婦)
任務地 ボリビア・サンタクルス
見所 ゲリラにゴルゴが殺し屋だと気づかれないよう、逮捕してムチ打ちの拷問をする偽装工作はゴルゴに事前に知らせていなかった。普段は冷静なゴルゴも頭に来たようで、嫌味を連発している。章タイトルもウイットが効いていて「お迎えはムチで」だった。
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