国際警察機構（ICPO）はバニングス刑事が３年間にわたって調査したゴルゴの資料を元に、ゴルゴを逮捕するために囮捜査を企てた。偽りの依頼でゴルゴを誘き出し、その任務の瞬間を現行犯逮捕しようという計画だ。しかし、バニングスは囮捜査などゴルゴに見抜かれると見抜いていたため、可能性ゼロに近いこの計画に参加することなく刑事を辞めて、独自にゴルゴを追っていく。事実、ゴルゴは罠を見抜き、逆にICPOが囮捜査をしている事実を、偽物の標的を拉致して自白させ、テープに録音する。バニングスは自らの命を懸けてゴルゴに一対一の勝負を挑む。