第148話
SPコミックス第44巻
薔薇の下で
脚本協力北鏡太
発表年1979
MI6部長の座を退き、スコットランドの屋敷で隠居生活を送っていたヒューム卿のもとに、かつての部下4人が招かれた。ヒューム卿は4人を食事に招待すると、その中に裏切り者がいると告げた。5年前、逮捕寸前の容疑者がヒューム邸で自殺した“ロザリン事件”は、実は裏切り者による口封じだったという。ヒュームの指示で事件当時の持ち場に分かれる部下たち。直後、裏切り者は1発の銃弾に倒れた。4人の中に東側のスパイがいることを知ったヒュームは、それが誰かを見抜いたうえで、ゴルゴに始末を依頼していたのだった。
標的 | KGB大物スパイ ザハロフ/MI6の二重スパイ | |
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依頼人 | MI6前部長 ヒューム卿 | |
報酬 | 不明 | |
射程 | 推定5メートル/推定500メートル | |
射撃数 | 2発 | |
SEX | 0人 | |
任務地 | スウェーデン/イギリス・スコットランド | |
見所 | 自らが囮となって二重スパイをあぶりだそうとするヒューム卿。ゴルゴに対する絶対的信用が、このような連係プレーを可能にしたのだろう。彼の依頼はいつもスマートだ。さすが英国紳士。 |