第056話
SPコミックス第13巻
みな殺しの森
脚本協力岩沢克
発表年1972
ゴルゴの殺人現場に過去二度も居合わせたマレーネは、戦争犯罪の濡れ衣を着せられて死刑になった父親の復讐を果たすため、ゴルゴに近づいてきた。高級娼婦として生計を立てていたマレーネがこれまでに貯めてきた金で、かつてニュルンベルク法廷で検察官だったウエストクリフ卿への復讐をゴルゴに依頼する。ウエストクリフを追ってスモレンスク近郊に入ったゴルゴを待っていたのは、戦時中に虐殺事件があったカティンの森の財宝を巡るKGBをも巻き込んだ争いだった。
標的 | ウエストクリフ卿 | |
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依頼人 | 高級娼婦マレーネ | |
報酬 | 金額不明の現金+依頼人の命 | |
射程 | 推定5メートル | |
射撃数 | 6発 | |
SEX | 1人(KGBの女性工作員) | |
任務地 | ソビエト・スモレンスク近郊・カティンの森 | |
見所 | 女の依頼を一度は無視して立ち去ろうとするゴルゴだが、彼女の死に際の依頼となってしまったため引き受ける。また、タイトルはカチン虐殺事件と金に群がって来た連中すべてが殺されたことに掛けている。 |